きまぐれイギリス滞在記 -カンタベリー大聖堂ー
こんにちは!
Kaoです。
本日はカンタベリー物語で有名なカンタベリー大聖堂へ行った時の思い出です。
※写真は2006年当時のものです。
リーズ城から移動して、今度はカンタベリー大聖堂へ行きました。
カンタベリー大聖堂とは、リーズ城と同じイギリス南東部のケント州にある教会で、イングランド国教会の総本山です。
7世紀に修道院として建設されました。
12世紀にイングランド王のヘンリー2世とカンタベリー大司教のトマス・ベケットが対立し、ヘンリー2世はベケットを暗殺してしまいます。
人々は暗殺されたベケットを殉教者として崇め、聖地として多くの殉教者が訪れる場所となったのです。
大聖堂へと続く入口です。
とても風格のある門の隣は・・・スターバックスw。
そしてカンタベリー大聖堂。
さすがイングランド国教会の総本山!迫力があります。
天井が高く広い回廊です。
トマス・ベケットが暗殺される直前の様子を描いたステンドグラス。
この祭壇でベケットがお祈りをしている時に信者たちの前で暗殺されたのです。
ヨーロッパは特に古い建物が現存しているものが多く、歴史が動いた大事件の現場に立ち、時代を超えて感じることができるのはとても貴重な体験です。
そして大聖堂の近くにある聖オーガスティン修道院。
歴代のケント王やカンタベリー大司教を埋葬するために建てられましたが16世紀に閉鎖され、次第に老朽化が進み、18世紀の大嵐で大きく損壊してしまいました。
現在は廃墟となっています。
なんとなく平家物語の「つわものどもが夢の跡・・・」という句を思い出してしまいました。。。
そして、聖マーティン教会。
イングランドで使用されている最古の教会です。
カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン修道院、聖マーティン教会の3つが世界遺産に登録されています。
カンタベリーは名前だけは聞いたことのある場所でしたが、実際に足を運び、教会の歴史を知ったことで私にとって、とても興味深く感じる場所となりました(^^)